【留学1日目】2月24日 成田空港~北京首都国際空港
いざ成田空港へ
成田空港行きのバス停まで、兄が見送ってくれた。兄は当初、
普通は、激務の中で休日を返上して英語を勉強して留学するのに、語学のためだけに留学するとか、遊びに行くようにしか見えない。
と言って私の留学に反対していたのだが、出発の数日前、
今の状況では息抜きも必要かもしれないから、さっさと行ってさっさと帰ってきなさい。
と言って、現金が入った分厚い封筒を渡してくれた。
本当にありがたかった。
兄は、私が置かれている状況をよく理解しており、私以上に私のことを心配してくれていた。
午前9時30分、高速バスで成田空港に向かい、余裕を持って空港に到着した。
成田空港で、チャイナエアラインの列に並ぶ。受付の人も、列に並んでいる人も、中国の人が多い。
次は自分の番というときになって、後ろの人が前に割り込んできて手続を始めた。
「中国の人は並ばない!」
本にそう書いてあったことを思い出した。
成田とはいえ、もう中国への旅は始まっているのだ。
「列に並ぶときには、割り込まれないように、前の人にぴったりとついておくこと」
本にはそう書かれていた。
これからは気を引き締めていかなければ・・・。
そう思いながらカウンターを離れた時、割り込んだ男性の流暢な日本語が聞こえてきた。
彼は日本人だった。
成田空港では、念のために1万円を中国元に両替した。
今回の荷物は、短期留学には不釣り合いなほど大きい。合計210リットルもの容積の半分は、マスクが占めている。心配していたのは荷物の超過料金だったが、受付の人のアドバイスに従って梱包し直し、超過料金を免れた。
北京首都国際空港に到着
飛行機の中では英語の勉強をしており、思いのほか退屈しなかった。
北京首都国際空港に着くと、入国審査、手荷物受取へと進む。
今日の最大の難関は、空港に迎えに来てくれている中国人の方と無事に会えるかどうかだった。
通信手段を何も持っていないので、会えないと大変なことになる。
当初は、タクシーで北京市内のユースホステルに向かい、そこで一泊する予定だったが、親戚から安易すぎると注意された。反日運動が強まっている中、中国語がまったくできない日本人が、夜中にタクシーに乗るのは危険すぎるとのことだった。
親戚は、中国人の知り合いの方にお願いして、私の送迎と宿泊を頼んでくれた。親戚はさらりと言ってくれたが、手配するだけでも大変だったはずだ。
空港の到着口を出ると、私の名前が書かれた大きな紙が目に飛び込んできて、本当にほっとした。
空港に迎えに来てくれたおじさんは日本語ができ、コミュニケーションが非常に円滑にできた。
飛行機が遅れ、40分以上も待ってもらったにもかかわらず、北京在住のおじさんとおばさんはにこやかに迎えてくれた。
その晩は手厚くもてなしてもらい、客間で休んだ。
今私がいるのは、北京にあるマンションの1室。窓の外は、爆竹の音が途切れることなく響いている。今日は春節の最終日だそうだ。
無事にここまでたどり着けたことに感謝したい。
【留学2日目】2月25日 北京語言大学の入寮手続
甘く見ていた17号楼の入寮手続
朝、中国語を話すおばあさんと1時間ほど2人きりになった。
私は中国語を全く理解できないのだが、中国語でいろいろと話しかけてくれる。中国に来たのだと改めて実感した。
午前10時、おばさんが家に戻ってきて、大学まで車で送ってくれた。
後の手続は自分でできると言ったのだが、校内まで一緒についてきてくれ、入寮手続を手伝ってくれた。
結果的に、それが正解だった。
というのも、手続のレベルが、自分が想像していたレベルをはるかに超えていたからだ。
私が使える言葉はニーハオとシエシエのみ。北京のおばさんが、受付の人の中国語を英訳してくれた。
寮はどのような部屋がよいかと尋ねられ、「高い階はいや、日本人と同室はいや」というと、南向きの2階の部屋で、マレーシア人と同室することになった。
自分一人で手続を行っていたら、13階の端の部屋で、日本人と同室する羽目になっていただろう。
北京のおばさんは、入学金の支払い、携帯電話(SIMカード)の購入を手伝ってくれたうえ、中華料理をご馳走してくれた。
異国にいる私にとって、携帯電話は生命線だが、一人では絶対に開通手続ができなかったと思う。
北京のおばさんは、私のために仕事を休んで手伝ってくれたらしい。大変感謝している。
(追記: 北京語言大学17楼棟の相部屋に我慢できなくなり、後から会議中心に移った。詳細は後述。)
友人の買物指南
寮は二人部屋。ベッドと机が一つずつあり、トイレとシャワーは共用。
とりあえず荷物を置いたものの、トイレットペーパーをはじめ、必要なものが何もそろっていない。
携帯電話を使って北京にいる友人にメールし、五道口駅の改札で合流した。
五道口は、北京大学、清華大学、北京語言大学など、多くの大学が密集しており、日本でいう文京地区だ。
私にとって幸運だったのは、大学時代の友人が五道口に住んでいたことだ。
親戚からは、日本人とつるむなと言われていたが、その友人だけは例外扱いをすることにした(笑)
友人は、私を駅の近くのスーパーマーケット(ロータス)に連れて行き、買物の方法を指南してくれた。
私は、日本で三井住友銀行の銀聯カードを作っていたのだが、使えるレジと使えないレジがあるとのことだった。
また、手提げ袋は有料で、店員に必要かどうかを聞かれるということを教わった。
中国語ができないと、買物1つもおぼつかない。
五道口の中国銀行で口座を開設する
中国に来た際に、学費・生活費を含めた諸費用を、全て現金で持参していた。
私にとっては全財産とも言える80万円を、盗難防止用のチョッキ、首から提げるポーチ、腹巻き、足首に巻き付ける財布、ポケットの財布の5か所に分散し、盗難に遭っても被害が最小限で済むようにしていた。
手元に現金を置いておくのは非常に心配なので、北京にいる友人に手伝ってもらい、銀行口座を開設した。
友人は、北京に来て2か月しか経っていないのだが、銀行員とペラペラと話しており、衝撃を受けた。彼も第二外国語が中国語だったが、彼が勉強と無縁の大学生活を送っていたことはよく知っている。
私も頑張らなければ。
銀行口座を一人で開設するという目標ができた。
小さな歓迎会
銀行口座の開設後、友人が北京ダックの店に連れて行ってくれた。
反日感情に触れる機会が多いという話になり、「私は韓国人だ」というフレーズを教えてもらった。
寮に帰ると疲れがどっと出てきて、ベッドに倒れ込んだ。
【留学3日目】2月26日 北京語言大学の入学手続
寮費の支払に一時間半並ぶ
北京では、お金の受け渡しをするときに偽札チェックを慎重に行う。
そのため、支払に非常に時間がかかる。
今日は、朝の7時30分から寮費の支払ができるとのことだったので、混雑を見越して7時35分に行ったところ、そこには長蛇の列。
一時間半並んだ。
ありがたいことに、受付の人は英語が通じる。
支払いの際に、fifteen(15)元と言われたのを、fifty(50)元と聞き違えてお金を出し、受付の人に笑われた。
保険の二重払を避けるために歩き回る
日本でAIUの一番高い保険に入ってきたので、大学が用意している保険には入らなかった。
しかし、大学からもらった説明書を読んでみると、保険に入ることが法律上定められており、強制加入であると記載されている。
手続日2日目の今日、仕方なく300元を持って手続に行った。英語が通じれば交渉するつもりだったが、300元は捨て金だと覚悟していた。
建物に入る前に掲示板を見ていたら、日本人と中国人の2人組に話しかけられる。
学内にある病院の案内に来たらしい。
困っていることはないかと聞かれるので、保険を二重払することになりそうだと話したところ、中国人の女の子が代わりに聞いてくれるという。
中国人の女の子に連れられて、いろいろな人の所に行き、また建物の前まで戻ってきた。
建物の前で待っていた日本人の女の子が通訳してくれ、初めて状況がわかった。
中国では、ある人は良いと言い、ある人はダメと言うことがよくある。
そのため、現場にいる一番偉い人を探して聞くことが大切で、いろいろな人を回って話を聞いていたのは、責任者を探していたとのことだった。
運良く、現場責任者は学校の保険は加入する必要がないと言ってくれたとのことだった。
ただ、良いと言った人が、後からダメと言うこともよくあるので、後から支払うように言われたら、その時に支払うようにとのことだった。
これはもはや、言語だけの問題ではない。
彼女達のサポートがなかったら、300元をどぶに捨てていただろう。
いろいろな人達に助けてもらっている。
五道口駅の近くでユニクロを見つける
親戚から、「衣類はなるべく現地で調達して、中国人と同じような格好をすること。日本で買ったジャンパーとかは、結構目立ちますよ。」とアドバイスを受けていたので、衣類は最小限にした。
ただ、防寒対策は十分にしなければと思い、ユニクロのヒートテックを上下7着ずつ買い込んで持ってきていた。
これが結構重いうえにかさばって、持ってくるのが大変だった。
今日、日用品を買い足すために一人で買物に行ったところ、 五道口駅の近くで見慣れた看板が目に飛び込んできた。
ユニクロだ!
なんと、大学の最寄駅の駅ビルにユニクロが入っており、日本と同じようなヒートテックのコーナーがあった。
売っている商品も価格も、日本と全く同じだ。
重い思いをして、日本から大量のヒートテックを持ってきたのに、損をした気分だ。
ユニクロでは部屋着を買って帰った。店員さんが中国語で何か言っていたが、おそらく返品不可という意味だろう。
【留学4日目】2月27日 慣れない寮生活
ルームメイトのマレーシア人
私の家族が一番心配していたのは、私が寮の同室者とうまくやっていけるかどうかだ。
国が違えば文化も違う。留学生同士のトラブルはよく耳にする。
私は当初、一人部屋に入りたいと思っていたのだが、一人部屋が空いておらず、相部屋になった。
同室者はマレーシア人。
彼はガンダムが好きなようで、机の上にガンダムのプラモデルが3体飾ってある。秋葉原に来たらきっと喜ぶだろう。
親の心配をよそに、彼とは今のところうまくやっていっている。
というのも、そもそも彼と会う機会が少ないのだ。
彼は、毎日夜になるとどこかに行ってしまい、朝7時頃に帰って来て、午後3時頃まで寝ている。完全な昼夜逆転だ。
彼がどこに行っているのかは定かではない。
17号楼のランドリールームで洗濯をする
留学4日目になり、洗濯物がたまってきた。
洗濯をするには、まず17号楼1階の売店でコインランドリーのコインを買う必要がある。
売店には、英語ができる店員さんとそうではない店員さんがいるので、人を見極めないといけない。
ランドリーのコインが1枚20元。
ついでに洗剤も買った。本当は、駅近のショッピングセンターにあった日本製の「アタック」を使いたいのだが、高いし重いので断念した。
コインを買うと、ランドリールームに行って洗濯物を洗濯機に投げ込む。
洗濯が終わるまでの40分の間に、洗濯物干しを買いに行かなければならない。
駅近のスーパーマーケットに買い物に行った。
3回目になると、一人での買物も慣れたもの
・・・と思っていたら、店員さんに中国語でまくしたてられ、額に汗をかきながら店を出てきた。
寮に戻ったときには40分が過ぎていたが、無事に洗濯物を干し終えることができた。
これで、インターネットを除いて、一通りの生活の準備ができた。
【留学5日目】2月28日 北京語言大学のクラス分け面接
手も足も出ないクラス分け面接
今日はクラス分け面接の日。
10人位入る小さな部屋で待たされ、一人ずつ面接が始まる。
中国語でいろいろ聞かれるが、全く何もわからない。唯一わかったのは、名前を聞かれている部分だけ。
結局、英語で受け答えをすることになった。
説明書きには、明日はHSKを受験する日だと書いてあったのだが、「あなたは明日のHSKを受ける必要はありません。」と言われて15分で解放された。
受けても0点だろうし、仕方がない。
空気清浄機をネットで注文する
北京に来るに当たり、非常に心配していたのが「大気汚染」と「反日感情」だ。
北京の大気汚染の状況は、日本でも連日報道されている。
必然的に空気清浄機が必要になるのだが、選択肢は2つしかなかった。
①日本で買って中国に送る。
デメリットは、手間と送料と関税がかかること。
②中国で買う。
デメリットは、電圧の違いがあるため、日本に持ち帰ることが難しく、使い捨てになること。
結局、②の現地調達を選んだ。
北京に来てからは、寝るときもマスクをしているのだが、起きたら必ず外れており、早急に空気清浄機を入手する必要があった。
友人に手伝ってもらい、中国のネットサイト(淘宝網)で購入。
先日作った中国銀行のネット口座で決済した。早めに銀行口座を作っておいて良かった。
初めてのことで、いろいろと戸惑う。そもそも言葉がわからない。80歳のおじいさんが、初めてクレジットカードを使ってネットショッピングをしている気分だ。
無事に着くことを祈ろう。
買ったのは、ダイキン(大金と書く!)の最新機種の空気清浄機。価格は5万円前後。
高いけれど、健康を壊しては元も子もない。
学食に行き、見よう見まねで食事を注文する
北京に来てから、大学の食堂で食事を済ませている。
食堂は5階分ある巨大な建物で、上の階に行くほど料理がおいしくなり、値段も高くなる。
これまでは1階しか開いていなかったのだが、今日はエスカレーターが動いていたので、2階に行ってみた。
2階は1階よりもおいしそうだ。
ただ、利用している学生をじっと観察していると、1階とは注文のシステムが違うようだ。学生は銀のトレーを持っているし、最後に支払をする場所もない。
店員さんに尋ねる語学力もないので、あきらめて1階に戻ったが、しばらく悩んだ挙げ句、もう一度2階に行き、見よう見まねでおかずを買った。
何をするにも語学力が必要だ。
北京語言大学の図書館事情
私は図書館で勉強することが好きなので、真っ先に北京語言大学の図書館に偵察に行った。
利用している学生をじっと観察していると、席に着く前にティッシュペーパーで丹念に机をふく人が多い。几帳面な人は、椅子まで拭いていく。
現地の人のマネをしようと思って、アルコール入り除菌ペーパーで机を拭いたところ、周りがアルコール臭くなった。
何事もやり過ぎは禁物。
しばらくすると、机の上にネコが上がってきた。そういえば、廊下でもネコを何匹か見かけたし、1階の廊下には犬がいる。机を拭く意味が少しわかった気がする。
図書館の中で、カップルは隣同士に座って仲良く勉強している。
スーパーマーケットでは、カップルが平然とキスをしている姿を見かけたし、寮の入口で、若いカップルが抱き合い、女の子が別れを忍んで泣いている姿も見た。
これが日常なのかな。
日本では、図書館では飲食禁止とされているが、こちらでは図書館内に浄水器が設置されており、お茶を作れるようになっている。
そして、自習室の机の上を見ると、蓋付きのコップが並んでいる。ペットボトル派は少数だ。
ちなみに、私は北京の水は絶対に飲まないように言われていたので、毎日ペットボトル入りの水を買って飲んでいる。
友人から、有害な添加物が入っているミネラルウォーターがあるので注意するように言われ、「農夫山泉(Nongfu Spring)」の赤いボトルを買うことにした。
部屋の中では2リットル入りの大ボトルを使い、外出時は500ミリリットル入りの小ボトルを持ち歩いている。
図書館の廊下では、英語や外国語を朗読している学生を時折見かける。
確かに、相部屋の寮に住んでいる人は、部屋の中では朗読もできないだろう。
私も彼女たちの仲間に入って、図書館の廊下で朗読しようかな。
北京語言大学の図書館について、感じたことをつらつらと書いてきたが、基本的な部分は日本の図書館と変わらない。
机に突っ伏して寝ている学生を見て、どれほど安心したことか。
携帯電話の着信音もよく聞こえてくる。日本のように、鋭い目でキッと睨まれることもない。
閉館時間は、日本にいた頃と同じ午後10時30分だ。
図書館を出ると、図書館前にある公子像の上に月が出ていた。
「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」
今自分は、異国の地にいるのだなあ。
【留学6日目】3月1日 授業オリエンテーション
お湯が出ないシャワー
朝7時にシャワーを浴びたら、水しか出ず、寒い思いをした。受付に行ってお湯が使える時間を聞いたら、いつも使えるはずだと言って、修理の人をよこしてくれた。
修理の人がきた途端、お湯がきちんと出始め、気まずい思いをした。
授業オリエンテーション開始
今日はオリエンテーションだった。
一番下のクラスなので、クラスメートは非常に国際的だ。アフリカ、アジア、アメリカ、ヨーロッパ等、世界各国から来ている。
みんな、当たり前のように英語を話す。もちろんオリエンテーションも英語だ。
ウズベキスタン人の友達ができたので、一緒にムスリム料理を食べてきた。
私が当たり前のように思っていたことも、彼には驚きだったようで、話していておもしろかった。
・君の年で結婚していないのはおかしい。何か問題があるからではないか、と言われたり、
・中国語と違って、日本の漢字には読み方がたくさんあるので、中国語よりも日本語の習得の方が難しいのではないか、と言われたり、
とにかく、今まで考えたことがない視点から切り込んでくる。
そして、私が話を聞いてうなずいていると、ちゃんと理解しているのか?と聞いてくる。
今週末は、予定を変更して英語を勉強することにした。英語ができないと友達も作れない。
円安で軍資金が目減りする
ウズベキスタン人の友達が、「その重そうなカバンの中には何が入っているのか?」と聞くので、HSKの問題集を出して見せた。
彼は、「もうそんな勉強をするのか、熱心だな」と言って驚いていた。
私は全財産をはたいて北京に留学しているので、うかうかと遊んでいるわけにはいかない。
軍資金は80万円。
政権が代わってから急激に円安が進み、学費と寮費だけで予定より5万円も多くかかっている。
現在の残高を見ると、8月には全財産を使い果たす計算になる。
帰りの航空機代が残っていることを祈ろう。
(追記:留学3か月で80万円を使い果たしたことは後述。トータルの留学費用は180万円だった。)
北京語言大学の食堂事情
北京語言大学の学食は、閉まる時間が早い。
私が日本で大学生だった頃は、午後7時が混雑のピークだったので、人がまばらな午後5時半に学食に行っていた。
ところが北京は違う。
午後5時半から6時の間は、混雑していた図書館の自習室が一時的にガラガラになり、学食が人で一杯になる。
さて、今日もいつものように学食で食事を食べたのだが、食べ終わった後に何かもの足りない感じがする。
そう、無性に果物のようなジューシーなものを食べたいのだ。
今日で中華料理は6日目になるが、中国では基本的に生ものを食べない。今の食生活だとビタミンの偏りがあるのかもしれない。身体の要求に従おう。
食堂の3階に物色に行った。
3階には日本食っぽいコーナーがあり、なんとそこには、生野菜のサラダがあるではないか。
野菜サラダが食べたくて仕方がなかったが、現地の水で洗ってあるのだろう。今の段階で食べると、お腹を壊す可能性が高い。
食べたくて仕方がなかったが、迷いに迷った末、買わなかった。
夜、寮に帰ったら、お腹が痛くなった。生野菜は食べなかったのに!
インターネットが開通
同室のマレーシア人にインターネットの回線を貸してもらうことになり、ようやくインターネットが使えるようになった。
これで、部屋でSkypeが使えるようになる。
また、VPNというサービスに契約したので、中国の規制をスルーして日本のサイトが見られるようになった。
最近規制が強まっているそうなので、いつまで使えるのかは不明だ。